越後三条 包丁工房 タダフサ~ 刀匠 袖山越後兼光 アウトドア用ナイフ おすすめ

こんにちは。(・ω・)

今回も素晴らしい打ち刃物を紹介致します。新潟は越後三条打ち刃物、古くから農工具製造が盛んで、直接の起源は江戸時代に、江戸で起きた
明暦の大火による和釘の需要から、専業鍛冶職人が生まれ、そこに会津地方から鉈等の鍛造技術が伝わり現在の越後三条打ち刃物が
形成されたようです。国指定の伝統工芸品で、三条鍛冶の特色としては科学と伝統の融合とあります。

忠房

刃物の研究の第一人者である岩崎航介氏が顕微鏡を用いて科学的な分析を伴う画期的な刃物造りが、今日の三条打ち刃物に活かされております。

包丁工房忠房

伝統工芸士の曾根忠一郎氏率いる、包丁工房忠房は令和現在、包丁を中心に素晴らしい刃物を作られております。

忠房
忠房

私が所有している越後山刀と又鬼刀は少し古いもので、忠房の会長である曽根忠一郎氏と、独立された本成寺修司氏が、第一線で鍛造されていた頃の
作品だそうで、どちらも青紙鋼とステンレスの三枚合わせで鍛造された珍しい剣鉈です。修司氏作の越後山刀は『和式ナイフの世界』という
本の表紙にもなりました。

忠房
忠房

丈夫で長持ちの紫檀の柄、納まりの良い銅板巻きの木鞘等、刀身にとどまらず、拵えにも匠の技を濃縮しております。いずれも廃盤だそうで、気になった方は某オークションやフリマアプリをチェックしてみてはいかがでしょうか?

兼光

越後兼光刃物

続きまして、越後兼光刃物です。越後兼光こと、袖山貞敏氏は、日本では数少ない刀匠で鍛冶歴60年を超える大ベテランだそうです。
刀に限らず、包丁や鎌、斧、鉈まで全工程完全ハンドメイドだそうです。

兼光

最近は分業体制が主流の中、凄いですね。現在はお孫さんが三代目になるべく、修行されているようです。楽しみですね
さて、私の自慢の一振りですがなんと剣鉈での甲伏せ造りを土佐のレッドオルカ以外で完成させたとの事なので、手に入れました。

兼光

甲伏せ造りとは、日本刀と同じ製法で高度な技術と経験が求められる難しい技法で、極軟鉄を芯金として鋼を巻いて鍛造するという難しい工法で
芯材を軟鉄で挟む通常の打ち刃物とは逆の製法になります。刃物としてのメリットは、折れ難く、曲がり難いと実用刃物には最高です。

兼光

黒打ちで荒仕上げですが、実用ですので思い切り振るえます。山歩きのお供に、丸太をチョッピングしたり薮払いに大活躍!刃持ちも良いです。
気になった方は、袖山兼光刃物製作所までご連絡お願いします。次はコスパ最高ナイフを紹介しますので
今後ともよろしくお願いいたします。
渋い実用刃物土居良明作、関の刃物関兼常もおすすめです。

↓↓↓↓大事なナイフやバイクのコーティングに超オススメです。筆者は使用歴約20年です。

それでは(・ω・)ノ

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